たとえがゲスい不動産屋
「土地を女に例えると、美人にはいくらでも男が勝手に寄ってくるんですよ。お客さんの土地は美人じゃないんで、妥協してください。」
わたしの農地は立地も悪く、需要もあまりないので思いっきり値下げして相手の条件をのんでいかないと借り手は付かないですよ、という事らしい。失礼すぎる。
昭和すぎて時代遅れな不動産屋
「契約書なんか別にいらんよ、簡単なやつでええから。わたしもう50年この商売やってるから、全部まかしとき。」
いまどき口約束で土地の貸し借りなんかするの無理。揉めるの必至、怖すぎる。
ビビリな不動産屋
「相手方がちょっとヤンチャそうなお客さんで勢いすごいんですよ。そちらが折れてくれません?丸くおさめるために。」
いやいや、交渉するのがあんたの仕事でしょ。なんで私がはなから折れんなアカンのよ。
何様の不動産屋
「もともと不労所得でしょ?どうせ次の月からお金入るんだから、もう最初の月はタダにしてあげたらいいじゃないですか?」
なに目線?どんな理論で半月も無料で貸すの?
脅してくる不動産屋
「今ここでやめたら、損害賠償請求されても知りませんよ。」
まだなんの契約も交わしてない交渉の段階で、何を根拠にわたしが損害賠償を請求されるの?
イヤミな不動産屋
「はいはい、いるんですよー。ちょっと本やネットで調べて、知ったかぶりして不動産知識出してくる人。業界は業界のルールで動いてるんで、そんな情報関係ないですから。」
わたし、宅建業法にのってること聞いてるんですけど。あなた、これ破ったら営業停止くらいますよ。
急に下手に出る不動産屋
「弁護士に相談するのだけはやめてください~。それされたら僕終わっちゃうんで~。」
あんた、完全に法律違反してるやろ。そこまでして仲介手数料取りたいの?
猫の毛だらけの不動産屋
「看板猫です~。」
接客するテーブルの上に猫乗ったままやし。わたしのコーヒーカップに猫の毛ついてるやん。
最初は、褒めて持ち上げて、調子のいいこと言ってくるんです。自分と契約して欲しいから。でも、話の矛盾を指摘したり詳しい説明を求めると、話をそらしてごまかしたり、逆切れする人までいる。さては何かあるな?と勘付きますよね、素人でもさすがに。不動産業界、闇深いですよ~。お客に言えない事だらけなんですよ、きっと。
夫は宅建は取りましたが、不動産業界で働く訳ではありません。だから、不動産取引のルールは把握しても、不動産業界のならわしや暗黙のルールなんかには触れられないと思うんですよね、現場で働かないですから。「身分隠して3年くらい試しに働いてきてよ!」って勧めてるんですけど、嫌みたいです。